X-T2ユーザーのみなさん、レンズは何を使っていますか?
X-T2の購入を検討しているみなさん、最初に買うレンズは何を検討していますか?
今日は、私が実際に使用しているレンズを1本だけ紹介したいと思います。
現在、私は、X-T2とほぼこのレンズだけで家族の記録を残し続けています。
実際、日々の記録はこれ一本で良いかなぁと感じています。
旅行なんかもこれだけで行っちゃいます。
さて、そのレンズとは…
Contents
X-T2で家族の記録に一本だけというなら絶対これ。それは、XF23mm F2
さて、その一本とはずばりXF23mm F2 R WRです。
「1本だけ」というレンズを、どのようにしてこのレンズに絞ったのか?
理由は、単焦点・画角・AF駆動音・軽量・コンパクト・防塵防滴・AF速度・価格です。
以下順番に説明していきます。
選択理由その1:単焦点レンズであること。
1本だけなのに単焦点?笑
と思われた方いらっしゃると思います。
でも、私、けっこう長い事、単焦点一本のスタイルなんです。
今はデジタルでばかり写真を撮っていますが、10年くらい前まではフィルムでも写真を撮ってました。
そのころから、なぜだかズームレンズは苦手。
「便利そう」と思ってズームレンズを購入することもあるんですが、結局、使用するのが標準ズームの広角端だけだったりします。
それならあえて重たいズームレンズを選択することもないか…と単焦点ばかり使っています。
ズームレンズが無いと、気になるのは、遠景を引き寄せてとれないからダメなんじゃないかということ。
↓の写真は、上野動物園で撮った白熊です。使ったレンズは、XF23㎜。
思い出写真としては、それなりに楽しめるものになっているように思います。
なので今回のフジのシステムでも単焦点メインでシステムを作ることにします。
システムといってもレンズ1本、ボディ1台ですが 笑
選択理由その2:AF駆動音がしないレンズであること。
今回の子育てレンズ選びで、私が特に重視したのは、上に書いた理由の中でも「音」。
私のX-T2使用目的は、主に家族の記録です。4歳、0歳の子供、妻を日々写真・動画で記録していきたいと考えています。
経験して初めてわかったのですが「子育て」というのは、とにかく荷物が多い。ちょっとしたお出かけでもとてもたくさんの荷物を持ち運ぶことになります(特に慣れないうちは)。
ちょっと遊園地的なところへ出かけようとか…
近所のレストランへ食事に行こう…
なんてときも、子供の着替えやらミルクやらで基本的にカバンはいっぱいです。
そう考えると、写真・動画に必要な記録関係の荷物はできるだけ少ない方が良いです。
でも写真・動画はきれいな画質で残したい。
そこで、考えたのが、ミラーレス一台・レンズ一本で写真も動画も撮影できるスタイルはないか?ということ。
写真の画質が良いという評判で購入して使っていたX-T2ですが、調べてみるとビデオグラファーのみなさんにも好評を得るほど動画機能も優れているとのこと。
それならこれ一台で写真・動画の記録をこなすことができないか?
調べてみると、選択するレンズさえ慎重に選べばなんとかなりそうです。
つまり、フジの初期のレンズなんかにはオートフォーカスの駆動音が大きい物が結構あるので、それを選ばずに、比較的最近発売されたものを選ぶということ。
例えば次のレンズなんかはけっこう駆動音が大きいようです。
XF18mm F2、XF23mm F1.4、XF27㎜ F2.8、XF35㎜ F1.4
どれほど音が大きいかは、↓の記事で紹介していますので参考にしてください。
駆動音が小さ目と評判のレンズはこちら
XF23MM F2、XF35㎜ F2
どうやら後ろにWRとついているものが音も比較的小さ目のようです。
(WRは本来、Water Resistで防滴を表しています。時期的にWRが導入されて以降くらいから、AF音も小さくなったということでしょうか。)
選択理由その3:画角は広角域が好み、家の中での撮影にも使い安いです。
家族フォト、子供記録に使うレンズの画角は、フルサイズ換算で28mm~35mmくらいが使いやすいと思っています。
というのも、子供の記録となると、撮影シーンは自宅、外出先(知人宅、公園、ファミレス等)、幼稚園(発表会、運動会等)、旅行先などがメインになってくると思います。
特に自宅、知人宅、飲食店内など室内撮影もかなり多いです。
そうすると被写体との間に距離が稼げないということになるのですが、記録写真なので、周りの情景もある程度映し込みたい。
あとは、思い出の品々を物撮りしたいなんてこともあります。
そうすると、ある程度広角で広角すぎないもの…ということで、私の場合、28㎜から35㎜あたりを好んで使用しています。
フルサイズ換算50㎜はどうか。
ただ画角については、みなさん、それぞれ得意の画角というのがあると思います。
特にX-PRO2とかライカとか、レンジファインダースタイルの方は、50mm前後の画角を好まれる方が多いようです。昔は、写真学生は50mmレンズ一本でひたすら修行したなんて話も耳にします。
今でも50mmのレンズは「標準レンズ」なんて呼ばれたりしてちょっと特別です。
でも、私、この50mmという画角が苦手なので、「一本だけ」というときは候補から外してしまいます。どうにも狭く感じてしまうのです。
実はXF35mmF2も所有しているので、たまに試してみるんですが(XF35はフルサイズ換算約50mm)、私の感覚でちょうど良いと感じる被写体との距離感だと、被写体が大きく写りすぎてしまうんですね。
まあ、一歩引けば良いだけ、慣れの問題かもしれないのですが、とにかく狭いと感じてしまう。
そんな訳で私にとっての標準画角はフルサイズでいう28mmから35mmくらいなです。
GR-1Vとか、オリンパスμとかで昔から慣れ親しんだ画角です。
あ、ちなみに40mm相当はぎりぎりokです。
ここまでの条件(単焦点・駆動音小・画角)の条件を満たすフジのレンズ
さて、単焦点・音・画角と私なりの条件を書いてきました。
残るは、軽量・コンパクト・防塵防滴・AF速度・価格…
でも、これらの条件、実は考える必要がなくなりました。
というのも、フルサイズ28mmから35mm相当の画角となるフジのレンズって、ぎりぎりオッケーの40mm相当のものを含めても以下しかないんです。
18mm F2
23mm F1.4
23mm F2
27mm F2.8
この中で、オートフォーカスの駆動音が小さなもの…
23mm F2だけなんですよね 笑
偶然、このXF23mm F2が小型・軽量で、防塵防滴、AF速度も速いということだったので、もう価格についてあれこれ条件を出すこともなく(もっとも価格的にもXF23mmF2はリーズナブルですが)決定とあいなりました。
子育てカメラに防塵防滴は必要か?
ちなみに子育てカメラに防塵防滴は必須かもしれません。
家族で買い物中、子供をだっこしているときに急に雨に降られることになってもカメラのお世話にばかり気を取られているわけにも行きませんしね。
あと、子供ができると行く機会が急に増えるのが、動物園。
もし近所に小規模動物園があったら、毎月訪れるなんてこともあり得る話です。
そんなときにも防塵・防滴はなんとなく安心です。
動物がいきなり***を吹きかけてくるなんてことはめったに起きないでしょうが 笑
まとめ
長くなってしまいました。
X-T2を子育てカメラに使うときにベストの一本には、画角、AF駆動音の小ささ、防塵防滴、小型・軽量性等を考慮の結果XF23mm F2 R WRを強く推薦します。
これ一本でいろいろな写真が撮れます。
AF駆動音が小さいので、動画撮影にも使い安いです。
子供と外出中に雨が降ってきても安心です。
なによりカッコよいし。
ということで長い文章、お付き合いありがとうございました。
ご参考
外にもこんな写真撮ってます。
コメントを残す